用語解説

開先とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語の一つで、アーク溶接の溶接継手に定義される用語の一つです。 開先とは、グルーブともいい、溶接を行う母材間に設ける溝のことです。 開先形状としては、I形、V形、レ形、X形、U形、K形、J形、両面J形、H形があります。 開先を設けて行う開先溶接は、継手形状としては、突合せ継手、T継手、十字継手、角継手に適用されます。なお、開先は、”かいさき”と読みます。